「今の生命保険を見直して、もっと節約できないかな?」
「今年、生命保険の更新があるけど、何も変更しなくていいのかな?」
生命保険を見直すタイミングは人によってさまざまですが、最適なタイミングとはいったいどのようなタイミングなのでしょうか?
結論から言えば、「保険の見直しという言葉が頭に浮かんだら、そのときこそが、保険の見直しのタイミング!」です。
なぜなら、一般の人が保険ことを考えるのは、長い人生の中でも、ほんのちょっとの時間だけだからです。特に生命保険の専門家以外は、確実にそうだと思います。
なので「今度にしよう」と後回しにしてしまうと、確実に忘れます。絶対に忘れる。
そして、いざというときに、「こんなことになるなら見直しておけばよかった…」と後悔する可能性があります。
また、節約したいなら絶対に今すぐがオススメです。生命保険は毎月少しずつ支払いしていきますから、見直しが遅ければ遅いほど損をしていきます。
未来の自分を救えるのは今の自分です。
この一文を見て、「ドキッ」としない人はすぐにこの記事を見るのをやめましょう。
ちなみにこの記事では、生命保険を見直すだけで100万円の節約になるような手法も紹介しています。
たった10分以内で読めますから、興味のある方は、ぜひとも見ていってください。では、まいりますね。
目次
質問でわかる!生命保険の見直しをすべきかチェック
簡単な質問をしていくと、あなたに生命保険の見直しの必要があるかどうかがわかります。
なので、まずは軽い気持ちで質問に答えてみてください。
毎月の保険料はいくら?
「あなたは、あなたもしくは家族が加入している生命保険の毎月の支払額(保険料)をすぐに答えることができますか?」
この質問には、8割の人は回答できると思います。
ちなみに、日本人の生命保険の平均支払月額はいくらか知っていますか?
答えは全国平均で約3.2万円です。
あなたが支払っている保険料は、これよりも多かったり、少なかったりするかもしれませんね。
保険料が平均よりも多い場合は節約ができるチャンスでしょう。あるいは、少ない場合はちゃんと備えが足りているかを考えてみるチャンスですね。
では、続けて、もうひとつ質問してみますね。
保障額はいくら?
「あなたは、あなたもしくは家族が加入している生命保険(死亡保険)の保障額(いざというときに請求できるお金)をすぐに答えることができますか?」
完璧に回答できるのは10人いたら1人くらいでしょうか。
人は忘れる生き物ですが、いかに生命保険のことを思い出す機会が少ないか、この質問の答えを考えることで、実感できると思います。
ちなみに、公式なアンケート調査では、『世帯主に万一のことがあった場合に、残された家族のために必要と考える生活資金総額は5,653万円』なのですが、あなたはいくらの保障額を設定してますか?
また、とっても矛盾した情報なのですが、同じアンケート調査では『日本人の生命保険(死亡保障)の平均保障額は約1,509万円』となっております。
およそ4,000万円の金額の差。
1,509万円の保障額で、数十年という単位で、大事な家族に必要なお金の備えになりますか?
これは全国の保険加入者が今一度見つめ直すべき重大な事実です。
さて、ここで3つ目の質問をしてみましょう。
保険に加入している目的は?
「あなたかあなたの家族が、死亡保障の生命保険に加入している目的は何ですか?」
これはみんな答えられると思います。
「そりゃ、家族で働いている人が死んだらお金が稼げなくなるから、本来稼ぐはずだったお金を備えるためでしょ?つまり、『収入の備え』をするのが目的だよ」
しかし、大事なのは次の事実です。
『収入の備え』に特化した保険が必要なら、「定期保険」よりも「収入保障保険」の方が、圧倒的に安くてお得で、目的を達成できます。
ここで、「ん?」と意味が分からなかった人は、ラッキーです。保険料を安くするチャンスです。
「定期保険」と「収入保障保険」の違いとは
定期保険は、契約期間のどのタイミングで万が一のことがあっても、保障額は一定の保険商品です。
一方で、収入保障保険は、契約から日を追うごとに保障額が減っていきます。
これは一見、定期保険よりも損をするように思いますが、次の絵を入れてみるとイメージががらりと変わります。
ここではわかりやすいように、生活に必要な備えと、学費に必要な備えの絵を入れてみました。
万が一のことがなければ、収入は稼ぎ続ける訳で、時間が経つにつれて本当に必要な保障額も減っていきます。
なので、本来の目的『収入の備え』を達成するだけなら、確実に「収入保障保険」の方が合理的です。
さて、ここまでわかった状態で、「定期保険」と「収入保障保険」の保障額を同じにしたときに、どれくらいの保険料の差になるのか見てみましょうか(2018年9月17日のデータです)。
定期保険|30歳から60歳|保障額3,000万円
価格.comで簡単に調べてみると、チューリッヒの定期保険が最もリーズナブルですね。
月額4,920円です。
一方で、「収入保障保険」はどうでしょうか?
収入保障保険|30歳から60歳|保障額最大3,600万円
ネオファースト生命の収入保障の月額の保険料は1,831円です。
保険料を比較
「定期保険」と「収入保障保険」の最もリーズナブルな商品の保険料を比較すると、月額では約3,000円の差です。
1年間にすると、36,000円。
30年だと1,080,000円の差です。これがたった10分で100万円の節約をする手法の一つです。
ちなみにこれは、5,000円以下の単位の保険料の差額で計算してますからね。
月額で2万円以上の保険料を払っている場合だと、これがさらに大きな単位で差額が生じます。
こうやって実際に比較してみると、生命保険で大幅に節約できることってたくさんあると思いませんか?
なぜ90%以上の日本人は保険選びに失敗するのか?
さきほどの「定期保険」と「収入保障保険」の違いについて知らなかった人に質問です。
「生命保険を選ぶときに、きちんと『比較』しましたか?」
ここでの「比較」というのは、もっと正確に質問すると、
①複数の保険会社の保険商品から比較しましたか?
②複数の保険担当者からの提案を比較しましたか?
ということですが、この2つの質問に「イエス」と言える人は10人に1人もいないでしょう。
「ノー」と答えたほとんどの人に厳しいことを言いますが、比較をしていないから「保険選びに失敗する」のです。
比較をすると失敗の可能性を減らせる
当たり前のことなのですが、人が何かを決めるとき、目の前にある選択肢の中からしか選ぶことはできません。
たとえばカレーの専門店であるココイチに入って、サバの味噌煮を頼むことはできません。
生命保険も同じで、自分から選択肢を増やそうとしない限り、少ない選択肢の中から選ぶしかない訳です。もっと良い保険があるのに。
これって、よくよく考えるとおかしいですよね?
「住宅購入」や「車」などの高額商品は、たくさんの選択肢の中から比較して決めますよね?
節約好きな人だと、100円前後の卵パックを買うために、近所のスーパーのチラシを比較して数円の差を比較しているかもしれません。
しかし、30年間で数千万円の支払いをしている生命保険は、比較していない人がたくさんいるのです。
実際、平成27年度の生命保険に関するアンケート調査では、「特に比較はしなかった」という人の割合は、全体の69.6%です。10人に7人もの人たちが比較せずに契約しています。
私はこのアンケートを見たときに「ヤバいな…」とビックリしたのですが、なぜそうなってしまうのかは容易に想像がつきます。
主な理由は「生命保険の相談をどこにすればよいのか?」をキチンと理解していない人が多いからです。だから「知り合い」や「親戚」の人に相談して比較しないまま、選んでしまうのです。
詳しくは別記事「生命保険はどこで相談するのが最も良いのか」で解説しているので、ご覧ください。
まとめ
いかがでしたしょうか?
この記事を読んだほとんどの人には、生命保険を見直すだけで、100万円以上のリターンがあったと思います。
しかし、注意してください。知識を得ただけでは何も変わりません。
必ず実行してください。必ず生命保険を見直してください。
物語で理解できるようにするための記事「家計の苦しい4人家族の主婦が出会った救世主とは」を書きましたので、ぜひともご覧くださいませ。