
「ライフネット生命はスマホで簡単に見積もりができる」
とのCMを繰り返し見ていた私は、あまりに暇を持て余していたので、「よっしゃ、いっちょやってみるかい!」と思い立ちました。
そこですぐさま「ライフネット生命 見積もり」と検索して、ポチポチと操作していたのですが、途中で手が震え始めました。
「このままじゃダメだ……ライフネット生命の見積もりの真実を……まだ知らない人が後悔しないためにも……世の中に暴露せねばならん……」
元保険のプロとして強い使命感を覚えた私は、スマホを操作する手を止め、こうして記事を書き始めました。
そこで今回の記事では、ライフネット生命の見積もりから見えてきた真実を暴露したいと思います。
まだライフネット生命で見積もりをしたことのない人や、見積もりをしている途中で気になったことがあって、この記事に辿り着いた方は、ぜひ最後までご覧ください。
注:当記事は特定の保険商品についての勧誘や契約の推奨を目的としたものではなく、情報提供を目的としております。当方が内容について正確性を含め一切を保証するものではないため、個別商品については各保険会社にお問い合わせください。
目次
ライフネット生命の見積もりがやばい理由
まず、ライフネット生命の見積もりの何がやばいかというと、「生命保険の説明がやばいくらいわかりやすいこと」です。
「生命保険は日本国民の9割以上が入ってるし、万が一の備えだから大事なのはわかるけど、なんかよくわからないもの」
というのが多くの方の認識だと思いますし、保険の元プロの私から見ても、「生命保険=難しい」という図式が成立します。
しかし、生命保険は難しいものであるという常識をぶち壊したのが、ライフネット生命の見積もりができるウェブサイトです。
従来の生命保険の見積もりにかかる所要時間は、保険の担当者に相談してから最低でも数日間はかかっているはずです。
しかし、ライフネット生命なら見積もりまでたったの5分もかからないですし、見積もりから契約のための審査依頼まで、15分もあれば余裕で完了できることでしょう。
単純な時間削減の割合でいえば、数日を3日と仮定し、72時間→15分ですから、従来の工程から1/282まで効率化したとも言えます。
このやばさは文章だけよりも、実際の画面をご覧いただいたほうが伝わると思いますので、私がスマホで操作する画面のキャプチャーを解説していきます。
ライフネット生命の見積もりの手順(キャプチャ付)
下記のキャプチャは「ライフネット生命の見積もりページ(https://www.lifenet-seimei.co.jp/plan/)から引用しています(2023年2月15日時点の情報です)。
1.まずはライフネット生命公式の保険料見積もりにアクセスし、生年月日と性別を選択します
2.見積もりをしたい保険商品を選択します
3.すぐに結果が出ます
4.商品特長・メリットを見ると、わかりやすい解説が表示されます
5.見積もりの保障金額を変更できます
6.変更後、すぐに見積もり結果が表示されます
7,各保険の保険金額の目安がわかりやすく解説されています
8.心配な請求漏れを防ぐ仕組みもあります
ライフネット生命の見積もりの注意点
ここまでが見積もりで、あとは契約に必要な個人情報や健康に関するQ&Aに回答すれば、加入審査の段階になります。
そして無事に審査に通過したら契約……という恐ろしく簡単な仕組みができあがっているのです。
しかしながら、簡単に契約できる仕組みだからこそ、あえて私は「まだ契約してはいけない!」と言い切ります。
ライフネット生命の見積もり後、すぐに契約してはいけない!
ここまではライフネット生命を褒めちぎってきましたが、ここからが最も大事な話です。
実は、本当にやばいのはライフネット生命ではなく、ちゃんと自分の頭で考えずに決断してしまう人たちです。
この記事を読んでいる方は、すぐに決断せず、検索して調べた結果、この文章を読んでいるわけですから、慎重で頭の良い方が多いはずです。
そんな皆さんならすでにお分かりかと思いますが、そもそも生命保険は住宅の次に高額な買い物ですから、そんな簡単に決めてよいはずがないのです。
生命保険は見積もりをしてから、慎重に決めたほうがよい!
さて、ここで読者の皆さまに質問です。
たとえば、あなたの死亡保障の生命保険を受け取るのは誰なのでしょうか?
おそらくですが、あなたの想像の中では、
大事なご家族の顔が思い浮かんだことでしょう。
そうなんです。
生命保険は、あなたのためではなく、ご家族のための備えです。
ですから、あなたの視点だけで決めるものではなく、ご家族の立場になって自問自答したり、ご家族と相談しながら決めるのが最適な方法なはずです。
仮に40歳で自分が亡くなった時の保障金額が2000万円だとして、その後に家族が安心して暮らしていけるのか?
自分が生きていたら年収600万円だとして、10年も経てば6000万円は稼げたはず。しかし、死んだら2000万円しか残らないとしたら、家族はどうなってしまうのか?
というように、残された家族の立場になって自問自答するだけで、すぐに決断できるような話ではないことがわかります。
また、保障金額が多くなればなるほど保険料は上がりますからもちろん家計を圧迫します。
ですから、家計を考慮しながら、今後の家族の行く末を想像しながら、家族の意見も聞きながら……現時点での最適な備えを考える時間が必要なのです。
保険商品は他社と比較するとトータル保険料が50万ほどの差になることもある!
まずは論より証拠をお見せしたいので、こちらの画像をご覧ください。
これは、とある保険比較サイトで、同じ終身保険の保険商品を比べた時の画像です。
なんと月額で約2,300円もの差があります。
これは年間にすると、2,300円×12ヵ月=27,600円となり、
さらに20年経てば、27,600円×20年=552,000円もの差になるのです。
この事実を知ってさえいれば、わざわざ大損することもありません。保険は必ず比較することを強くオススメしています。
ちなみに効率的&正確に保険を比較したい人向けには、保険の専門家に簡単に比較してもらえる無料サービスがあります。記事の最後(残り2章です!)でご紹介してますので、ぜひご覧ください。
保障がシンプルだから「誰でも最善の判断ができる」は間違い!
ライフネット生命はシンプルな内容の保険しか取り扱っていません。
これはもちろんお客様への配慮や親切であり、とても評価すべきところだと思います。
しかしながら、さきほども書いた通り、生命保険の契約をひとりだけで決めるのは間違いの元です。
かといって、夫婦で相談しても場合によっては、意見が合わずに結論が出ないこともあります。
そこでオススメなのは、第三者と一緒に考えることです。
第三者は深い信頼関係のある方でもいいですし、保険のセールス担当もアリです(売り込みがウザい場合もありますが笑)。
第三者として一番オススメは次の章で解説するとして、本章の結論をまとめると「第三者を交えれば、最善の判断ができる可能性が高くなる」ということです。
結論、ライフネット生命の見積もり後は、どうすればよいのか?
ここまでのおさらいです。
- ライフネット生命の見積もり後、すぐに契約してはいけない!
- 生命保険は見積もりをしてから、慎重に決めたほうがよい!
- 保険商品は他社と比較するとトータル保険料が50万ほどの差になることもある!
- 保障がシンプルだから「誰でも最善の判断ができる」は間違い!
ということは十分お分かりいただけたかと思います。
では、結論として、ライフネット生命の見積もりをした後は、どうすればよいのか?
現時点での最適な答えはたったひとつで、
生命保険の専門家に無料相談できるサービスを利用しましょう
ということです。
特にイチオシなのは、特定の保険会社の担当者ではなく、複数の保険会社の商品を扱う「保険代理店」です。
なぜなら保険代理店なら、保険の専門家が各社の商品を比較して提案してくれるため、最も自分に合っていて安い保険商品を選ぶことができるからです。
ちなみに、生命保険は、どこを経由して契約しても同じ商品なら保険料は変わりません。たとえば保険会社の担当者から契約しても、保険代理店から契約しても同じなのです。
なぜかというと保険業法によって生命保険の値引きは禁止されているからです。
(参考)どこの保険代理店に相談するのがオススメ?
オススメは優秀な保険FP(ファイナンシャルプランナー:家計のプロ)を無料で紹介してもらえるマッチングサービスを利用することです。
もちろん紹介料も相談料も無料。しかも、マッチングサービスによっては、保険相談をして面談後にアンケートに答えるとオトクな商品がもらえるキャンペーンをやっているところもあります。
詳しくは別記事「商品券キャンペーン目当ての保険相談は超オススメの裏ワザ!【2023年最新版】」で紹介してますので、ぜひこの機会にご活用くださいね。
ライフネット生命の会社概要
社名 | ライフネット生命保険株式会社 |
英文社名 | LIFENET INSURANCE COMPANY |
代表者 | 代表取締役社長 森 亮介 |
設立 | 2006年 生命保険準備会社「ネットライフ企画株式会社」を設立 2008年 ライフネット生命保険株式会社の営業開始 |
資本金 | 216億55百万円(2022年3月31日現在) |
上場証券取引所 | 東京証券取引所グロース市場(証券コード:7157) |
所在地 | 〒102-0083東京都千代田区麹町二丁目14番地2 麹町NKビル |