家計の苦しい4人家族の主婦が出会った救世主とは

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「4人家族になってから、一気に家計が苦しい」
「家計の見直しをしないとこのままじゃヤバい…」
「でも、家計のことって誰に相談していいかわからない」

夫の収入が減ったり、子どもにお金がかかる時期になったりすると、赤字になり貯金がどんどん減っていきます。

苦しい家計の見直しをしなきゃと思っても、いざ自分だけで赤字を克服するのは難しいです。

なぜなら、「自分ではすべて必要なものにお金を使っている」と思ってるからです。本当は無駄な出費があっても、です。人は自分のことを客観的にとらえるのは困難なのです。

なので、家計が苦しい時、正しく見直しをするには、客観的にアドバイスをくれる相談相手が必要になるのですが、誰に相談すればよいかわかりませんよね。

答えから言うと「生命保険のファイナンシャルプランナー」です。

おそらく答えを言われても、「???」だと思いますので、今回はストーリーでわかりやすく解説してみました。

赤字の家計から黒字の家計になるまでのプロセスを実現するための裏ワザやテクニックも書いておりますので、ぜひご参考ください。

家計が苦しい!このままだと破産?

【主人公プロフィール】
■名前:高橋奈美(たかはし なみ)
■年齢:32歳
■家庭:同級生の旦那と7歳の息子、3歳の娘の4人家族

毎月の初日はとっても憂鬱だ。スマホの画面でウチの預金残高を見るたび、胸が苦しくなる。

「はあ……もうたったの30万円しかない……」

24歳で結婚し、その時、私と夫が貯めていたお金を1つの口座にまとめた。

当時、200万円ほどあった貯金は、あれから8年が経過した現在、たったの30万円しかない。

結婚してまもなく、私が妊娠したのをきっかけに、短大卒で入社した化粧品の販売会社を退職した。それから夫の収入だけで生活するようになった。

以来、家計はずっと赤字だ。決して、私や夫のために無駄遣いをしてきたわけではない。けど、子どもたちのためには惜しみなく使ってきた。

『子どもが二人もいるし。習い事だってさせたいし。遊びにも連れて行ってあげたいし。可愛い服も着せてあげたい。だから、今はたくさん使ってもしょうがないよね』

言い訳ばかりしていた。貯金残高が減っていくことから現実逃避していた。

しかし、貯金残高が50万円を切ったあたりから、いよいよ逃げられなくなってきた。

「このままじゃ、ヤバいよね…」

ウチには、小学校に入学したばかりの7歳の息子と、幼稚園に入ったばかりの3歳の娘がいる。

ようやく娘が幼稚園に入り、私にも少しだけ時間的に余裕ができたから、パートを始めた。毎月、3万円の稼ぎだ。

赤字は止まったが、それ以上に出ていくお金が増えていて、貯金が増えない。

そして、先月、さらに悪いニュースを聞いた。疲れた顔で帰ってきた夫が、私の顔を見るなり、こう言ったのだ。

「ウチの会社が、ついに業績赤字になった。もうボーナスが出なくなる」

ボーナス込みで年収390万円の稼ぎが、320万円ほどになるらしい。つまり、私がパートで稼ぐ5万円×12か月=70万円がゴッソリとなくなる計算だ。

つまり、毎月2万円の赤字は続くのだ。もしくは、私がもっとパートに出て稼ぐしかない。

最近、家計の悩みが大きくなりすぎて、精神的にきつくなってきた。

夫が上司と飲んで帰ってくると、付き合いとはわかっているのだけど、イラつくようになった。子どもが無邪気に「おもちゃ買ってー」と言ってきたら、顔には出さないようにしてるけど、「そんなの無理!」と腹が立つ。

心に余裕がなくなってきた自分に嫌悪感を抱き、またイライラする。そんな悪循環だ。

「この悩みをどうにかしたい!」

そう思って、私は親友の稲村彩未(いなむらあみ)を自宅に呼んで、相談することにした。

家計の相談は知り合いには難しい

彩未とは、幼稚園から友達で、小学校、中学校、高校、短大までずっと一緒の大親友だ。

私のことを一番知っているのは、親でもなく夫でもなく、彩未だと思う。親にも言えないことを相談してるから。

20歳で『おめでた婚』をした彩未は、ママとしての大先輩だ。相談したらなんでも答えてくれる。

彩未は、私の悩み相談を聞き終えた後、白いコーヒーカップを口に運んでからこう言った。

「もっと早く相談してくれたらよかったのに」

残念そうな顔をする彩未に、私は、「ごめん…お金の話だったから、彩未にも言いにくくて…」と答えるしかなかった。

「まあ、確かにね。家計のことって、いくら仲良くても相談しにくいよね。私も、真奈に相談したかったけど、ためらったことあるしね」

「えっ?」と私は思わず身を乗り出した。

「彩未も私に相談しようと思ったことあるの?」

「あるよー。2年くらい前、私も真奈と同じような状況だったからね」

それは全然、知らなかった。彩未は家計が苦しそうなところなんて、ほんの少しも私の前では見せなかった。

内心びっくりしている私に対して、彩未は自信たっぷりの顔で、こう宣言した。

「でも、安心して。家計に困ってる真奈にとっておきの裏ワザを教えてあげるよ。私が同じ状況だったときに、ネットでたまたま見つけた、とっておきの方法だから楽しみにしておいて」

家計の見直しの救世主とは?

一週間後、私は自宅でいつも以上にソワソワしながら、ある人の到着を待っていた。

どんな人が来るんだろうか。

今日、14時に自宅に来るはずのその人は、速水健二という。

まだ顔を見たことはなく、メールと電話でしかやり取りをしたことはない。

――

今から一週間前。私は彩未に教えられた通り、ネットで予約をして、「ファイナンシャルプランナー」を自宅に呼ぶことにしたのだ。

彩未は得意げに言った。

「家計に困ったら、ファイナンシャルプランナー(以下、FPに省略)に頼めばいい。FPは家計のプロ。この人たち以上に、家計に困った時に頼りになる人はいない」

でもね、と彩未は続ける。

「普通は1時間の相談で5000円の費用がかかるようなプロなの。ただ、ある方法で依頼すれば、無料で相談できるのよ」

「どんな方法なの?!」

もったいぶって話す彩未に、私は食い気味に訊ねた。が、彩未は話を逸らすように、こう言った。

「ところで、真奈の家は、誰か生命保険に加入してる?」

「えっ? してるけど…」

生命保険には夫が加入している。夫が入社したての頃、夫の会社に出入りしている生命保険のおばちゃんから、ほとんど無理やり加入させられたらしい。

おばちゃんは結婚した直後にあいさつにきた。簡単な世間話をして、生命保険の乗り換えを提案されたけど、そのときは見送った。

「それは良かった」

と彩未は言った。

「生命保険の見直しをする目的で、相談すれば無料で出来るんだよ」

「……生命保険の見直し??」

彩未が言っていることがイマイチ理解できない。

私が本当に相談したいのは、苦しい家計を何とかするための解決策であって、別に生命保険の内容なんかじゃない。

しかも、夫が入っている生命保険は、毎月の保険料は1万5千円のものだ。どうせ見直したところで、別に大した節約にはならなそうだ。

私の心情を察したのか、彩未は、「何を言ってるのかわからない、って顔してるね」と笑った。

「いい、真奈。『悩み』っていうのは、次に何をしたらいいのかわからないから起こるのよ」

「うん」

「じゃあ、次に何をしたらいいのかわからないのはなぜか?それは、『現状把握』と『目標設定』を細かく理解できていないのが原因」

たしかに、私は現状把握ができていない。「なぜ家計が赤字なのか」という原因を細かく把握できていない。

目標設定も同じだ。「何を節約して、どれくらい貯金できればいいのか」みたいなところもさっぱり考えていない。

だから、次に何をすればいいのかわからない。

すべて彩未の言うとおりだ。

「現状把握ができたら、目標に近づけるためにどうすればいいのかを、実際の行動に落とし込めばいいだけでしょ」

だからね、と彩未は私にぐっと顔を近づけて、正面から見つめてこう言った。

「まず真奈は、ライフプラン、つまり人生設計が必要。そのために、FPに相談するのよ。『保険の見直し』という手段を使ってね」

なるほど。だからライフプランを作ればいいのか。ようやく彩未が言いたいことがわかった。

「あと、ついでに生命保険の見直しもしちゃえばいい。たとえば毎月3,000円でも節約になれば、年間で3万6千円、10年で36万円の節約。長い目でみればとっても大きな節約になるし、結局、家計を黒字にするのはこういう地道な節約の繰り返ししかないよ」

彩未は昔から数字に強い子だった。逆に数字が苦手な私は、彩未にいつも勉強を教えてもらっていた。

何だか小さいころから変わらないなあ、と私は思わず笑ってしまった。

次にやることが決まったら、心がふっと軽くなった。そして、私は彩未からLINEで教えてもらったFPのマッチングサイトから申し込みをした。

1人目のFP――速水健二(はやみけんじ)

「はじめまして、速水と申します」

14時ぴったりに自宅を訪れたのは、私と同じくらいの年齢の男性だった。

黒のスーツに白シャツ、紺のネクタイに銀の時計、黒縁メガネに七三分けの黒髪と、なんていうか銀行マンっぽい印象だ。

うん、第一印象は悪くない。彩未は、こう言っていた。

「信頼できない感じの人だったり、生命保険を押し売りしてくる人は、チェンジすることができるからね。まず最初の打ち合わせでは、自分と合うかどうかを確認したほうがいいよ」

FPのマッチングサイトにも、FPの品質向上のために「押し売りするFPや、態度・マナーの悪いFPは通報してください」と同じようなことが書かれていた。

私は警戒心を持ったまま、「はじめまして、高橋です」と答えた。

速水は落ち着いた声で、こう言った。

「僕は初めてお会いした方には、生命保険の話はしないのでご安心ください」

まるで私の警戒した心を読んでいたかのように、速水はにこりと笑った。

「今回、高橋さんは何かにお悩みだからこそ、インターネットから相談のお申込みいただいたと思います。しかし、そのお悩みの最適な解決方法は、生命保険ではないかもしれません」

私は心の中でうなずいた。その通りだ。私の悩みは家計の相談だ。

できれば生命保険の節約もしたいけど、本心では「家計の赤字」をなんとかしたいのだ。

速水はさらに続ける。

「僕の仕事は、きれいごとでもでもなんでもなく、『人のお役に立つことが使命』だと思っています。生命保険を提案するのは解決策の一つの手段としか考えていません。なので、まず今日は、すべての時間をいただいて、高橋さんのお悩みを聞かせてください」

2人目のFP――田中次郎丸

彩未のアドバイス通り、私は2人のFPに相談することにした。

「1人のFPの話をすべて鵜呑みにするのはダメ。いくら相手がプロだからといって、信用できる人かどうかは別でしょ。たとえば、高い保険を売りつけられるかもしれないからね」

彩未の言う通り、1人目の速水さんと、2人目の田中さんの打ち合わせの内容は、全然違った。

田中さんは、見た目40代後半、天然パーマで肌は色黒、ストライプの紺のスーツに金色の時計、リッチな印象だった。

田中さんとの初めての会話は、こんな感じ。あいさつもそこそこに、田中さんはこう切り出した。

「高橋さんは、生命保険についてどれくらい勉強されていますか?」

「いえ、全然詳しくないです……」

と私が正直に答えると、田中さんはカバンからペンと紙を出して、生命保険の授業が始まった。

まるでプロ講師のようにわかりやすい内容だったから、あっという間に1時間が経過した。しかし、田中さんが帰ってからは、どっと疲れた。

なんとなく今後生きていくうえで役に立つような気もするけど、久々に授業のような感じで話を聞き続けるのって、とっても大変だった。

家計の赤字の原因は?

速水さんとの2回目の打ち合わせでは、私が作った3ヵ月分の家計簿から、すぐに節約できる費用の仕分けをした。

これがすごかった。

「これって必要ですか?」と速水さんに指摘してもらうだけで、毎月1万円もの節約ができた。

細かく費用を分けて出したことによって、簡単に節約できることが見つかった。

たとえば通信費は毎月7,000円の節約になった。

インターネット回線(光回線)と固定電話を解約し、月額7,000円から月額3,000円のWiMAXに切り替え、月額4000円の節約。また、スマホは格安SIMに乗り換えたことで、毎月3,000円の節約になった。

他にも、ほとんど読まなくなった新聞やメルマガ、利用しなくなった有料の動画サービスなどをすべて解約して毎月3,000円の節約になった。

これまで毎月2万円ずつ家計が赤字になっていたので、残り1万円をがんばって節約するか、私がパートで稼ぐことができれば、これ以上に貯金が減っていくことはない。

速水さんはこう言った。

「生活レベルを下げたり、働く時間を増やしすぎると、ストレスが溜まります。ストレスが溜まると、それを解消するために、”お金を使う”という行動をとります。お金を使うことはストレス解消になりますからね」

私も主婦になって初めてパートに出た月は、「今月は頑張ったから、記念に焼き肉屋に行こう!」と家族で外食に出かけた。その月は結局、赤字になった。

速水さんいわく、「極力ストレスを溜めないように節約するのが『節約の極意』」なのだそう。

生命保険の見直しはどうやればいいの?

速水さんと家計の節約の話をする一方で、田中さんからは、「生命保険の見直し」を受けていた。

今と同じ金額で、今よりも保障内容が充実した保険を提案してくれるらしい。

田中さんは「生命保険販売代理店」としてFPの活動をしており、1社の生命保険会社の商品だけではなく、複数社の代理店契約をしている。

なので、いろんな商品を組み合わせて提案できるため、最もベストなプランを考えてくれるそうだ。

「こうして比較すると、同じ価格で、死亡保障もお得になり、貯蓄性もあって優れてますよね。いかがでしょうか?」

田中さんの説明を受けた私は、とても感心していた。

「……すごいですね」

実際、現在加入している生命保険から田中さんの提案してくれたプランに乗り換えると、本当にお得になる。

田中さんは、「今回、スムーズにお役に立てることができて、嬉しいです」と言って、カバンから新しいクリアファイルを取り出した。

「では、契約の進め方なのですが……」

「あ、ちょっと待ってください!」

私は田中さんが言いかけた言葉を遮った。「まだ契約してはいけない!」と直感したからだ。

田中さんはあっけにとられたような顔で、私を見る。

「まだご検討の点がございますか?」

「いや……えっと」

私は言ってもいいのかどうか迷いつつも、続けた。

「実は他にもう1人の方から、提案を受けておりまして。そちらの提案後に、結論を出したいと思っているのですが」

「なるほど」

田中さんは自信たっぷりの顔で、うなずいた。

「それでは、ぜひともじっくりご検討ください。ちなみに他の方からは、いつ頃、提案を受ける予定ですか?」

やばい……と私は焦った。

速水さんにも、生命保険の提案をしてほしいのだけれど、まだ保険の話は1回もしていない。

「……2週間後です」

少し間を開けて、思い出すふりをして答えた。次に会うのは3日後だし、たぶん、2週間もあれば大丈夫だろう。

「では、2週間後にまたご連絡させていただきますね」

そう言いながら田中さんが帰り支度を始めたのをみて、私は心の中でほっと胸をなでおろした。

速水さん流、保険の見直しとは

「僕からの提案は、こちらです」

速水さんは、私と私の旦那の前に、A4の紙を差し出した。

「……えっ!」

提示された保険料をみて、夫がびっくりしている。今の保険料よりも、月額で5,000円も安くなっているからだ。

急ぎで節約しなければならない私たちの夫婦にとって、この金額差は大きい。

私はすでにこの提案のことを知っているから、内心、夫の反応は面白い。

「なんでこんなに安くなるんですか?」

夫が興奮気味な声で、横から質問を投げかけた。3日前の私の反応と同じで笑える。

「簡単に言うと、保険の保障内容を必要最小限に絞ったからです。高橋さんのご家庭のライフプランから逆算していくと、今まで加入していた生命保険には無駄が多すぎました」

そう言って、速水さんは、クリアファイルから紙の束を持ち出した。

「今回、ライフプランをもとにしっかりと必要な備えを説明をしていきます。何かわからないことがあったら遠慮なくおっしゃってくださいね」

――その2時間後、私たち夫婦は、速水さんとがっちり握手を交わした。

後日談

「えっ、速水さんって、彩未の担当なの!?」

「ね!いや、私もびっくりしてるんだけど!」

私が彩未に一連のエピソードを話すと、「もしかして…」と彩未が速水さんの名前を出した。

「この辺のエリアの担当だからかな?」と彩未は人差し指と親指でピストルのポーズを作って、あごに手をあてる。

「てかさ…」と私はふと思ったことをそのまま言った。

「最初から速水さん紹介してくれればよかったのに!!」

もしこうなることがわかっていたら、2人もFPを呼ぶ必要はなかった。

彩未には感謝してるけど、良い人知ってるなら直接紹介してくれたら話が早かったのに!

「まあまあ、結果オーライじゃん」と彩未は笑う。

「しかもさ。FPのサービス利用すると、美味しいギフトもらえるじゃん?」

「そうだけど…!」

そう。彩未は最初からギフトが目当てだったのだ。

いま、私たちはギフトで送られてきた「牛タン」を食べている。

なんて、ひどい…。けど美味しい…。

今回申し込んだ2社から、それぞれ「牛タン」と「すき焼き肉」をもらった。「すき焼き肉」は家族で一緒に食べるが、「牛タン」は彩未へのお返しだ。

私はちょっぴり怒りながらも、彩未には本当に感謝している。

「彩未。ほんと、ありがとね」

■参考記事:生命保険はどこで相談するのが最も良いのか

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