私が保険の外交員だった頃、お悩み相談として多かったのが、こんな質問でした。
「夫/旦那が生命保険に入っていません。小さい子供がいて私は専業主婦なので、夫に何かあったらと思うと心配なのですが、どうすればよいでしょうか？」
回答をシンプルに言うと、
・夫に何かあっても備えがある場合は何も心配いりません
・夫に何かあったら備えがなく生活に困る場合は対策を打っておきましょう
と、このようなアドバイスになります。
今回の記事では、夫や旦那が生命保険に入っていないことで不安を抱えている方向けに、元生命保険のプロの立場から最善と思う提案を書いていきます。
少しでも不安な気持ちが解消されましたら幸いです。
いざというときの備えとは何か
私たちが生活していくうえでの備えとは、簡単に言うと『お金』です。お金があれば生きていくための「家」「食事」「衣類」などに困りません。
また、これはたいていの人が見落としがちなのですが、実はお金以外の備えもあります。「家」「食事」「衣類」を提供してくれる『支援者』がいれば、それが備えになります。
つまり、私たち人間にとっての備えとは、生活に困らないための
・お金
・支援者
の2つの存在です。
これら2つが十分に足りている人には、備えを考える必要はまったくありません。
しかし、世の中の95%以上の人たちは、備えが不足していることでしょう。もともと大金持ちの家庭や大金持ちの家系のもとで産まれなければ、そのような反則的な備えを手に入れることはきわめて難しいです。
なので、私たちは、お金を貯めたり、友達を作ったり、家族を作ることで、意識的に、あるいは無意識的に将来待ち受けるかもしれない危機に備えている訳です。
すぐに備えを作れない場合はどのような対策がよいのか
頭の良い人は、ここまで説明すると、ふと気付くことがあります。
「若くて収入が少なくお金を貯める余裕もないし、身近に知り合いも少ない自分の家庭は、もしも近いうちに何かあったらヤバい・・・！」
そうなんです。お金を貯めたり、支援者を作ったりすることは、すぐにできるものではありません。若ければ若いほど、備えをしておくのは難しいことなのです。
では、そんな悩みを抱えている人たちはどうすればよいのでしょうか？
答えは簡単です。
生命保険で備えるのがベストです。
なぜ生命保険で備えるのがベストなのか
生命保険とは、不運にも亡くなってしまった人の遺族（残された家族）がお金を受け取ることができる仕組みの契約です。
ほとんどの人は若いときには亡くなりません。
なので、生命保険に契約している大多数の人たちは、保険料を掛けているものの、お金を受け取る権利はありません。
だったら、ほとんどの人にとって損になるじゃないかと思うかもしれませんが、それはある一面では正しく、少し間違っています。
私はこう思います。
生命保険は受け取れないことが幸運であり、受け取ることが不運です。
だってそうでしょう。誰だって家族が死んでほしくはありません。
しかし、現実は残酷で、いつだって不運にも若くして亡くなってしまう人がいます。
だから生命保険は、『不運な少数派の人たちのために、幸運な大多数な人たちが「寄付」をしている』と言い換えてもいいかもしれません。
それは幸運のお裾分けであり、困っていない人が困っている人を助ける素晴らしい仕組みだと思います。
生命保険は契約をして、毎月決められた保険料を支払えば、万が一何かあっても備えになってくれます。
つまり、お金を貯める余裕がなく、支援者がいない人でも、十分な備えを作れる契約です。
これ以上ベストな備えがありますでしょうか？
生命保険はどこに相談するのがベストなのか？
さて、これまでの説明で、生命保険の必要性について理解いただいたかと思います。
が、問題はここからです。
・どんな備えが必要なのか？
・どのくらいの備えが必要なのか？
・どのくらいの期間のあいだ備えが必要なのか？
生命保険を選ぶうえで、考える問題はたくさんあります。
この問題をイチから自分で考えていくと、時間がいくらあっても足りません。
なので私は、生命保険のプロに相談すべきだと思います。
生命保険の相談先はたくさんあるので悩みがちですが、元保険のプロとしては「○○」しか考えられません。
答えが知りたい方は、別記事「生命保険はどこで相談するのが最も良いのか」をご覧になることをオススメします。
また、『生命保険が必要なのはわかっているが、夫/旦那が生命保険に加入してくれなくて困っている方』は、別記事「生命保険に入らない無関心な夫、旦那を99%説得する方法」をご参照いただくことをオススメします。
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