
初めて保険相談サービスを利用する人は、
「何を質問されるのだろう?」
「うまくこちらの意思を伝えられるかな?」
と若干の不安を抱えているケースも少なくありません。
しかしながら、保険相談のプロであれば、初心者の方への対応がほとんどですから、うまくリードしてくれます。
よって、相談すること自体に不安を持つ必要はありません。
しかし、保険の契約を結ぶための担当者を間違えると、最悪の場合、数百万円といった単位で損をすることがあります。
保険は月額では数万円の支払いですが、数十年といった契約期間もありますから、「家の次に高額な買い物」と言われています。
そのため、本来は無駄にもかかわらず、担当者のセールストークに乗せられて、高額な保険を契約してしまうと、数百万円といった損失を被ることがあるのです。
そこで今回の記事では、保険相談のコツと題して、
・保険相談をスムーズにするための事前準備
・一生付き合える担当者を選ぶコツ
・保険相談サービスはどこがオススメ?
について解説していきます。
10分ほどで読める記事ですが、あなたが数百万円を損しないために費やすものとしては、最高の内容にしております。
ぜひご参考ください。
保険の契約は長期的!一生付き合える担当者を選ぶコツ
生命保険は
・あなたが生きている期間
・あなたの大事な人を守る期間
の長さが契約年数になります。
つまり、簡単に言えば、あなたは保険と一生付き合っていくということです。
たとえば、いまのあなたが30歳だとすると、80歳まで生きるなら50年間。
子供が成人するまでの期間に備えが必要になると考えたら22年間。
非常に長い期間、あなたに万が一のことがあったときに足りないお金の備えとして、生命保険を契約しておくということです。
ここで質問をさせてください。
あなたには、万が一のときに頼れる人はいますか?
どんな人が頭に浮かんだでしょうか。
家族の顔が浮かんだ人や親友の顔が浮かんだ人、大好きな人の顔が頭に浮かんだ人もいるでしょう。
その頭に浮かんだ人に近い人を見つけるこそが、一生付き合える人を選ぶためのコツです。
もっとわかりやすく定義できるように、さらに具体化してみると、頼れる人とは、どんな人でしょうか?
筆者なりに定義した「頼れる人の特徴」は次の通りです。
・約束を守る
・裏切らない(悪い嘘をつかない)
・自分のことを知ってくれている
究極的には、この3つだと定義しました。
約束を破ったり、裏切った過去がある人のことは信頼できません。
また、自分のことをまったく知らない人にも安心して重要なことを任せることもできません。
これら3つの特徴を見抜くためにも保険相談中に必ずテストをしておきましょう。
・約束を守るか
・裏切らないか
・自分のことを知ろうとしてくれているか
どれか一つでもダメなら、契約するのはオススメしません。
約束とは小さなことも含め全部です。
具体的な例を3つあげましょう。
面談の時間に遅れるのは約束を破るのと同じです。
また、自分の売上のために、わざと高い保険や無駄な保険を契約させるのは、裏切ることと同じです。
こちらの話を聞こうとしなかったり、受け入れようとしないのは、相手のことを知ろうと思わないのと同じです。
しかしながら、一度の面談でそれを見抜くのは、かなり難しいです。
また、たったひとりにしか保険の相談をしていなければ、さらに見抜くのは難しいでしょう。
私たちは比較をすることでしか、良し悪しを判断することはできません。
特に高い保険や無駄な保険なのかどうかは、複数の提案を受けなければ、素人には見分けもつきません。
よって、最低でも3人以上の人に保険の相談をすることをオススメします。
保険相談をスムーズにするための事前準備とは
3人以上の人に保険相談をする場合、なるべくスムーズに保険相談ができるよう、事前準備をしておいた方がよいです。
事前準備しておいた方がよいことをリストにしました。
・相談の目的(ゴール)を明確にする
・家計の収入と支出の情報(直近3ヶ月)を用意しておく
・会社員の場合、自社の年齢別の平均年収データを用意しておく
ここで最も難しいのは、目的(ゴール)を明確にすることかもしれません。
保険相談をする人のほとんどが、
「結婚するから、保険って必要になるのかな?」
「家族が増えたし、保険の見直しをしなきゃいけないのかな?」
と漠然とした必要性や悩みを持った状態で相談するからです。
そして、その状態であることを、言葉で言い表すのが苦手な方も多いでしょう。
そんなときにオススメの方法があります。
まず、紙とペンを用意してください。
そして、次の2つの質問の答えを書き出してください。
1.保険相談をしようかなと思った理由を頭の中のセリフで書いてみてください
2.保険相談の後に、あなたがどんな状態になっていたら嬉しいか書いてみてください
たとえば、ある人の答えが、
1.なんとなく生命保険のことを勉強したい
2.自分にとって生命保険が必要かどうかがわかっている状態
だとします。
保険の勉強がしたいのは、保険が必要かどうかを知りたいからですよね?
この場合、目的(ゴール)は、何でしょうか?
勉強したいのは「目的を達成するための手段」で、「保険が必要かどうかを知りたい」が目的ですよね。
この2つの質問をすると、簡単に目的(ゴール)を明確にすることができますので、オススメです。
ただ、こんなテクニックを使わなくても、実際には大丈夫です。
保険相談のプロは、言葉にするのが苦手な人に対しても、ちゃんとヒアリングしてくれるからです。
ただ、よりスムーズに保険相談をしたいのであれば、上記のテクニックを使ってみることをオススメします。
また、このテクニックは保険相談だけでなく、仕事でもバリバリ使える裏技なので、ぜひ覚えておくことを推奨します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
保険相談のコツについてじっくりと解説していきましたが、参考になりますと幸いです。