生命保険を見直すタイミングは人によってさまざまですが、いったい、どのようなきっかけで見直すことが多いのでしょうか。
今回は、その疑問にお答えできる記事を書きましたので、気になる方は続きをご覧ください。
きっかけを大分類すると5つ
生命保険の見直しは、おおよそ下記の5つの要因がきっかけとなっているケースが大半です。
1.経済力の変化
2.職業の変化
3.年齢の変化
4.公的制度の変化
5.大事な人の増減
次に、それぞれの詳細について書いていきます。
経済力の変化
収入が増えることはともかくとして、減る場合は家計を見直すので、その際に、保険料にメスが入れられるケースがよくあります。
生命保険は、友達や親戚などの付き合いで加入していることも多いため、そこに無駄が生じていると勘付くパターンが多いです。
実際、日本人の約7割は生命保険を比較検討していないというデータもあるくらいなので、家計の見直しの際は保険料の削減を検討する家庭が多いようです。
職業の変化
サラリーマンから自営業にジョブチェンジすると、福利厚生の制度の恩恵を受けられなくなります。
自営業は働けなくなったときは、収入がゼロになる可能性があるため、職業の変化に伴い、生命保険を見直すケースが多いです。
また、転職の際にも、収入の増減や生命的な危険度の変化があるため、生命保険の見直しを相談されることがあります。
年齢の変化
若いうちは自分がガンなどの重病を患うことは想像もしていませんが、周りの人たちが病気がちになり始める40代頃から、特にガン保険を検討する人が増えます。
人は、当たり前ですが、自分の見えている景色が、世界であり価値観です。
年齢を重ねるにつれ、世界、価値観が変化することにより、保険の重要性を認識するようです。
公的制度の変化
現在の日本は、数多くの公的制度があります。
例えば、
・貧困の人には、生活保護制度
・出産時には、出産育児一時金の支給制度
・病気になったときには、国民皆保険制度
などなど、充実した社会保障制度があります。
しかし、日本の将来の人口動向から経済状況を見渡すと、悲観的な意見にならざるを得ません。
要は、充実した公的制度を維持するために、たくさんの税金や国の借金が使われており、それらが使えなくなったとき、どうなるのか。
10年後、20年後には、上記のうち、どの制度が生き残っているか、それとも全滅して別の制度になっているか。
いずれにしても、これから先、一部の世代(子供やお年寄り)を除き、公的制度が充実していくことは考えにくいです。
つまり、公的制度の変更に応じて、保険の保障範囲を広げたり、期間を広げたりなど、国が頼りにならない分、自己責任で手を打っておかなければならないのです。
大事な人の変化
結婚して家族ができたり、子供ができたりすることはおめでたいです。
が、残念ながら、不幸にも家族の誰かが亡くなってしまうこともあります。
家族構成の変化により、上記のように、
・経済力
・職業(あるいは職種、職位)
が変わらざるを得ない状況になることがあります。
特に、シングルマザーやシングルファザーになってしまった人は、その必要に迫られます。
生命保険は、大事な人のための商品です。
自分や、大事な人たちのために、今後の人生を見直し、それに伴い生命保険を見直すことがあります。
まとめ
いかがでしょうか?
上記のような変化があり、それらに対してまだ手を打ってない方は、保険の見直しをするチャンスかもしれません。