
元保険のプロの私としては、
「生命保険を相談するならファイナンシャルプランナー(FP)が最強!」
と断言していました。しかし、、、
(はたしてその主張が正しいのか・・・)
ふと、そんなことを思い、自分の考え方を整理するため、FPへの相談を否定する理由を挙げてみました。
代表的な理由は大きく4つです。
・保険会社から直接契約するより高くなるのでは?
・営業がしつこいのでは?
・高い商品ばかり売り付けられるのでは?
・最初は相談料が無料でも、後から有料にされるのでは?
これらの疑問について、真剣に考えてみましたので、ご覧くださいませ。
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保険会社から直接契約するより高くなるのでは?
ここで、問題です。
【直接販売】
保険会社Aの外交員から、保険会社AのA保険の契約をする
【代理店販売】
独立系FPから、保険会社AのA保険の契約する
・
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正解は、保険料はどちらの場合でも同額です。
が、サラリーマンの方の場合、勤めている会社によっては、生命保険の団体割引が適用されるケースがあります。そのケースにおいては、保険会社と直接契約するほうがお得です。
ただし、団体割引が適用される保険商品よりも、他の保険会社が出している保険のほうが安い可能性もあります。
なので、「団体割引がある=お得」とは限りませんのでご注意ください。
保険料はどこで契約しても同じ。
団体割引はあるが、その保険自体が、他の保険会社よりも安いとは限らない
営業がしつこいのでは?
保険相談した後に、何度も何度も電話やメールで連絡を取ろうとしてきたりされると嫌ですよね。
これは完全にFPの担当者に左右されるのですが、運悪く悪いFPにあたってしまった場合は、しつこい営業をされて嫌な思いをするかもしれません。
しかし、保険のFPを紹介するマッチングサイトのほとんどにおいて、「お客様の嫌がる行為」にはペナルティを与えております。つまり、お客様からのクレームが多いFPは、自然と排除されていくのです。
ちなみに、営業のしつこさで言えば、FPよりも、保険会社専属の外交員のほうがしつこいですよ。
マッチングサイトには営業ノルマが存在しないため、しつこい営業をするFPを排除する仕組みがあります。
しかし、保険会社には営業ノルマがあり、それを達成するために外交員はしつこい営業をしなければならないからです。
営業がしつこいFPを排除する仕組みがあるので、他よりも営業がしつこくならないようになっている。
高い商品ばかり売り付けられるのでは?
これも前回の疑問と同様に、FPの担当者によって、そういう悪質なケースも考えられます。
しかしながら、FPには「各社の保険会社の商品を比較提案できる」という特権があります。
「比較」をなぜするかと言えば、安いもの/高いもの、保障が充実/不足しているもの等々、お客様に「納得して」契約してもらうためにするわけです。
どうしても納得できないのであれば、複数のFPから複数の会社の保険商品の提案を受けてみるのがよいでしょう。複数の提案の中から、最安ものを選べばいいのです。
商品の比較と同時に、どうしても不安な場合は、FPの比較もすればよい。
最初は相談料が無料でも、後から有料にされるのでは?
FPのマッチングサイトでは、保険相談を完全無料としているところがほとんどです。
しかし、最初の保険契約が成立するまでは無料でも、次の見直しのタイミングで相談料を請求される可能性があります。
これは正直、わかりません。
ただし、相談料を有料にすると、お客様が離れてしまうリスクもあるため、実際には有料にできないのが現実でしょう。
最悪、有料になってしまったら、他の無料で相談できるFPに変えてしまえばいいだけなので、そこまでリスクはないとも言えます。
(追記:ちなみに、保険見直しラボなら、FPに何回相談しても無料だということがわかりました。相談料が気になる場合は、こちらのサービスがオススメです)
後から有料になってしまったら、他のFPに変えてしまおう。
まとめ
最後に、こちらの比較表をご覧ください。
専属外交員 | 独立系FP | |
保険料 | 同額 | 同額 |
比較提案 | 不可 | 可能 |
営業頻度 | 過剰 | 適度 |
相談料 | 無料 | 無料 |
こちらの比較表は、特定の保険会社専属の外交員と独立系FPを比較したものです。
やはり最初の結論の通り、
「生命保険を相談するならファイナンシャルプランナー(FP)が最強!」
となりました。
しかも最近では、FPによる無料の保険相談+プレゼントがもらえるマッチングサイトもあります。
当サイトでも紹介しておりますので、ぜひご参考ください。
生命保険はどこで相談するのが最も良いのか