人は誰でも騙されます。
いくら対策をしようが、重要な真実が隠されてしまえば、いとも簡単に騙されてしまいます。
しかし、騙されにくくするための方法はあります。
よって、今回は、騙されないための対策について書いていきます。
あ、騙された!
保険の契約を済ませた後で、何となく、自分が契約した保険よりも良い保険がないだろうかと確かめたくなることがあるかと思います。
人は自分の取った行動を正当化したがる心理があるので、このような行動を取る人は意外と多くいます。
しかし、
「あ、他の会社の保険の方が安いじゃん!」
「あの保険販売の人は、この保険が一番良いって言ってたのに!」
と思っても後の祭り。すぐに解約するか、クーリングオフ制度を利用するか、どちらかを選択できればよいですが、数年後に気づいたときにはもう遅いです。保険料を払ってしまっていますから。
どのような形で騙されるのか?
そもそも、人は、どのような形で騙されるのでしょうか?
大きく分類すると、次の3つのパターンになります。
・高額な商品を買わされる
・不要な商品を買わされる
・説明とは違う商品を買わされる
三番目以外に関して言えば、事前に適切な対策をしておけば、騙されることを防げる可能性が高いです。
高額な商品を買わされる
これは、正しく言うと、
『何かと比較をして』高額な商品を買わされる
ということです。
なぜこれが起きるのかについては、とてもシンプルに答えが出ます。
結論から言うと、比較をしていないからに他なりません。
事実、あるデータによると、保険加入者のおよそ7割が比較検討をせずに契約しているということがわかっています。
ちなみに、実際に価格ドットコムで比較してみましょう。
例えば、次の通りに比較をすると、実際の金額差がわかります。
30歳男性/保険金額1,000万円/保険期間10年
1位 ライフネット生命 月額保険料:1,230円
・
・
・6位 メットライフ生命 月額保険料:2,290円
※参照:価格.com(月払保険料の安い順 30歳男性)
※2016年1月29日現在のデータです
同じような内容の保険商品でも、月額でおよそ倍近い金額差になることがあります。
これはあくまでも掛け捨ての最安のプランなので、この程度の差しかありませんが、月額1万円を超える生命保険になると、最安とそうでないものの差は5,000円以上となります。
このように、無駄な出費が、月額5000円 × 12か月 × 20年 = 総額120万円もあるとしたら、ヤバくないですか?
不要な商品を買わされる
本来、そこまで必要ではない、高額な保険を契約させられてしまうケースがあります。
この根本的な原因は、最低限必要な保障というものを定義していないからです。
最低限必要な保障は、ライフプランを元に、導き出すことができます。
ライフプランとは、文字通り、人生計画のことを指しており、今後のお金の出入りや、万が一の際に不足するであろうお金についても、詳しく計画を立てます。
ここで重要なのは、他人のではなく、自分のオリジナルのものを作ることです。
「平均的にはこのくらい必要だ」
「みなさんこのくらいの商品を購入してます」
他者を引き合いに出されても耳を傾けてはいけません。
他人なんか関係ないから、自分にとって必要なものだけを見極めるべきです。
他人のデータに流されると、ついつい不要なものまで買わされますので、注意が必要です。
説明とは違う商品を買わされる
説明の時は良いように思えたが、後になってみると、思っていたのと全然違うものを買わされるケースがあります。
大原則として、販売員の言うことは正しくないと思った方がよいです。あくまでも、契約書の内容がすべてなのです。
なので、販売員が何かメリットを示したときは必ず契約書のどこにそれが明記してあるかを確認しましょう。
また、自分がきちんと理解するまでは、絶対に契約しないでください。
まとめ
今回の記事における重要なキーワードは
・比較検討
・ライフプラン
・契約書
です。
上記では、3つの問題点と解決策を書いてきましたが、最後に、究極の解決策を書きます。
それは、数人の販売員に相談し、提案してもらうことです。
また、販売員も、特定の会社に所属する外交員はやめた方がいいです。
じゃあ、どこがいいかって?
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