保険の販売員をやっていて、最終的にわかったことがあります。
それは、お客様のほとんどは生命保険のことを考えたい人はいないということです。
しかし、これから書く2つのことだけは、どうか皆さんに知っていただきたいと思います。
保険は安心を買うもの
「みんな入ってるから、必要かもしれない」
という不安から逃れられたくて、しょうがなく、相談に来られるだけなのです。
確かに私も保険業界に入るまでは、まったく考えたこともなかったです。
生命保険は死への備えですし、医療保険は病気への備えですし、車両保険は事故への備えです。
このように、保険はいずれも、怖いことへの備えですからね。
怖いことなんて、なるべく頭から消し去りたいですよね。
しかし、本気で消し去るには、備えるしかない。
人には忘れる能力がありますが、怖いことは本能的に強く記憶しているものです。なぜなら、生物は怖いことを忘れてしまうと、生き残っていけないからです。
保険は安心を買うものだと言いますが、事実、そういう側面もありますよね。
悩む時間を減らすことで、前向きに思い切って生きていく。
また、不安を解消して、ストレスを断つことができる。
それが保険の意義だと私は思います。
保険は未来への投資
投資の大原則に、卵は同じかごに入れるなというものがあります。
これは、万が一、かごを落としてしまったら、すべての卵が割れてしまうので、非常に危険だということを言い表しています。
余談ですが、投資の世界ではリスクヘッジ(分散投資)とも呼ばれております。みなさんも一度は耳にしたことがあるかもしれません。
人生も同じで、収入を増やすことだけに投資をしていると、確かに儲かるときはすごいのですが、それが困難な状況になったら、破産するしかなくなります。
保険はギャンブルだと言われることもあります。確かに人が死んだらお金が出るという仕組みの生命保険は、ギャンブルの側面もあります。
しかし、私は、保険は投資だと思っています。
また、本命の賭けの投資ではなく、リスクヘッジのための投資です。
当然、収入を増やすことへの投資が最優先だとは思いますが、最低限のお金を守るための投資も欠かすことはできないはずです。
特に、守る人がいる場合は。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
生命保険について、もっと理解を深めたい人は、ぜひとも当ブログをいくつか読み漁ってみてください。