孤軍奮闘。誰にも弱音を吐けず、気丈に振舞っているお父さん。
職場では、周囲の同僚が残業や飲みにいく計画をしている中、定時になるといそいそと会社を後にし。
家庭では、不慣れな料理、洗濯、掃除など寝る間も惜しんで子どもの相手をしながらの家事に苦労し。
忙しくて忙しくて、生命保険のことを考える余裕のある方は、少ないかと思います。
そんな中、このページに辿り着いたシングルファザーの方向けに、僭越ながら生命保険のアドバイスをさせていただきます。
生命保険の加入者は多い
シングルマザーと比較すると、家庭を持つ男性は、そのほとんどが生命保険に加入されています。
なので、安心…とはいきませんよね。
保険加入時に、どのようにライフプランを設計されていたのか気になります。
例えば、シングルファザーになったことを機に、同じ会社に勤めていても、「出世しやすく、収入増加が見込める部署」から「出世は難しく収入もあまり増加しないが、定時に帰れる部署」に異動される方もいらっしゃいます。
元々、残業代やインセンティブ、ボーナスありきでライフプランを設計していていたとすると、異動後は見直した方がよいかもしれません。
まずはライフプランの見直し
給料の増加率を修正したり、生活費が多少変わったり、車も1台になったりと、いくつも修正点が見つかるかと思います。
いくら忙しくとも、一度は必ず、ライフプランの見直しをオススメします。
なお、自分で考えるよりも、保険のプロに相談したいという方は、次の記事を参照いただくことを推奨します。
■参考リンク:
⇒生命保険はどこで相談するのが最も良いのか
保険の優先順位を考えよう
最優先で考えるべきは、自分が亡くなったときのことです。
子供が巣立っていくまでの期間は、親心としては、苦労をかけさせたくないでしょう。
次に考えるべきは、自分が働けなくなったときのことです。
長期的な病気になったとしたら、医療費の負担と収入減のダブルパンチです。
そして最後は、子供の学費ですね。
奨学金を使って自力で学校に通う方法もありますので、優先順位は最後に持ってきました。
それぞれ重要なポイントだけ押さえていきましょう。
生命保険の保障はシンプルに
まず、最低限の契約期間としては、子どもが高校卒業か大学卒業までに設定しましょう。
次に、保障金額は、公的保障を含めた形で不足する金額を設定しましょう。
公的保障には、代表的なものとして、
・遺族基礎年金
・遺族厚生年金
の2種類があります。
遺族基礎年金は年額80万円前後で、遺族厚生年金は年額30万円前後ですので(あくまでも概算金額です)、この金額に上乗せして、年間いくら必要になるかを計算すると、保障金額を導くことができます。
働けなくなったときは
会社で社会保険に入っていれば、病気やけがでしばらく働けなくなっても、傷病手当金が出ます。
傷病手当金は、収入の2/3が、最長で1年6ヶ月の間、支給される制度です。
そして、傷病手当金では補うことのできない保障範囲を
・貯蓄
・医療保険
・就業不能保険
でまかなう必要があるでしょう。
子どもの学費について
高校までは授業料が無償ですが、大学や専門学校に入ろうとすると、相当な出費になります。
だからと言って、親が子どもの学費をすべて用意しなければならないわけではありません。
家計が苦しい場合は、お子さんには少し早く大人になってもらい、毎月少しでもいいので、バイトなどで学費を稼いでもらいましょう。高校生は、部活もいいですが、バイトはさらによいでしょう。
労働を通して学べることはたくさんありますからね。
なので、まずは親として準備しておきたいのは
・入学金
・1年間の授業料
くらいでしょう。
まとめ
お父さん、ファイトです!
私は、同じパパとして、頑張るパパを応援します!