医療保険は0歳から入れるべき全理由

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私が保険の販売員をしていた頃、

「子どもの医療保険は何歳から入るといいんですか?」

と聞かれた際、いつも

「医療保険は0歳から入れるべきです」

と主張しておりました。その答えは今でも変わっておらず、

「いつかは自分の子どもを医療保険へ加入させたい」

と思っている方は、今すぐ実行した方が良いです。

その理由は大きく3つあります。

1.医療保険は若くて貯金のない夫婦への備えだから
2.若い時に加入する方が支払総額が安いから
3.若い時の方が審査に通りやすいから

今回の記事では、それぞれの理由について詳細に解説していきます。

1.医療保険は若くて貯金のない夫婦への備え

医療保険は、『医療費への備え』と考えると「いらなくない?」という結論に至ります。

その理由は簡単で、医療費は公的医療制度が助けてくれるからです。都内の場合、15歳までは、医療費は無償だったりします。なので、医療費について心配してる人は少ないと思います。

しかし、様々なリスクへの想像力を働かせると、医療保険は医療費以外への備えであることがわかります。

子どもが入院した場合を想像してください。下記の費用は、公的医療制度では助けてくれませんので、自己負担になります(※一部、自治体によっては負担してくれる項目もあります)。

・付き添いのため、仕事が出来ない分の資金
・差額ベッド代(平均:5000円前後)
・入院時食事代(1日700円×日数分)
・交通費
・家族の食費
・消耗品

ざっと書き出してみましたが、これら費用への備えは十分足りてますか?

たとえば子どもが数ヵ月間入院した場合、これらすべてのリスクを考えると、おおよそ30万円程度の備えは用意しておきたいところです。

さらに入院が長期化するケースでは、両親や親戚などにも援助してもらえるような体制がないと、本当に苦労してしまいます。

すでに貯金がたくさんある方は問題ないかもしれませんが、若い世代の方で貯金も少ない方はやはり保険で備えておくべきでしょう。

■事例:ある家庭では2週間の入院で15万円の出費

実際に、とあるご家庭では、2週間の入院で、諸々の費用を含めると15万円ほどの出費があったそうです。

生々しい体験ですが、下記のブログを読むと、その大変さがリアルに伝わってきます。

■参考記事(外部リンク):
子供の付き添い入院は本当に大変でした~入院準備から退院まで~
※上記リンク先のブログでは、子どもの入院での費用などがリアルに書かれております。ぜひともご参考ください。

■データ:厚生労働省のデータによると0歳の入院率は高い

厚生労働省が平成23年に発表したデータをみると、0歳児の医療保険の必要性がより明確になります。


(■参考:厚生労働省「10万人対年齢別受療率(平成23年度データ)」)

これは、各年齢層別に、10万人のうち何人が入院しているのかを数値化したデータです。

このデータによると、0歳児全体の1%(1,000人/100,000人=0.01=1%)は、入院をしている計算になります。100人に1人は入院するというのは、かなり確率が高いと思いませんか?

これは「60代の高齢者と同じレベルで入院確率が高い」ということです。

ちょっぴり余談になりますが、このデータを見て個人的に面白いと思ったのが、男女の差ですね。男の子と女の子のどちらの方が入院する数が多いのかをみると、昔から言われる通り、男の子のほうが病弱なんですね。

2.若い時に加入する方が支払総額が安いから

医療保険は加入のタイミングが早ければ早いほどお得です。

シンプルに考えてみてください。

・備えの期間(保障期間)が長く
・支払う総額が安い

とした、当たり前の話ですが、若い時に加入した方がお得ですよね?

「実際にそんなことあるの?」

とお思いの方に、アヒルのマスコットキャラで人気のA社の医療保険で保険料のシミュレーションをしてみました(※当ブログは中立的な立場での情報を届けることをポリシーとしており、特定の保険商品の宣伝は避けておりますので、便宜上、保険商品名の記載は避けます)

■医療保険|成人前の支払総額

0歳:月額/954円|総額/973,080円
3歳:月額/959円|総額/955,164円
5歳:月額/974円|総額/935,040円
7歳:月額/994円|総額/930,384円
10歳:月額/1,044円|総額/939,600円
12歳:月額/1,079円|総額/945,204円
15歳:月額/1,144円|総額/960,960円
18歳:月額/1,204円|総額/968,016円

この表を見ると、7歳からの加入が最も支払総額が安い計算になるので、お得になるように思うかもしれません。

しかし、0歳から7歳までの乳幼児の時期は、入院リスクが高く、備えが必要な期間であるため、0歳から備えておくのがベストです。

さきほども厚生労働省のデータで説明しましたが、0歳の入院数が圧倒的に多いので、やはり医療保険が必要になるのは0歳だと言えます。

■医療保険|成人後の支払総額

20歳:月額/1,244円|総額/970,320円
25歳:月額/1,369円|総額/985,680円
30歳:月額/1,524円|総額/1,005,840円
35歳:月額/1,714円|総額/1,028,400円
40歳:月額/1,979円|総額/1,068,660円
50歳:月額/2,924円|総額/1,228,080円
60歳:月額/4,459円|総額/1,337,700円

ご覧のとおり、加入時期が遅くなればなるほど、支払総額が高くなっていきます。

0歳と20歳の時に加入するのを比較しても、保障期間は20年もの差があるのに、支払総額ではたったの3000円しか差がありません。

また、0歳と40歳を比較すると、保障期間は40年もの大差があるのに、支払総額ではなぜか40歳で加入した時の方が9万円前後も多く支払わなければなりません。

このように経済合理的に見ても、どうせ後から入るのだとしたら、若い内に入っておいた方がよいことは明らかでしょう。

3.若い時の方が審査に通りやすいから

医療保険は、加入時に健康な状態でないと、審査が通らないケースがあります。

当たり前ですが、年を重ねるほど、病気や怪我が増えるわけですから、審査に通りにくくなるリスクが高まる訳です。

病気になった後でも加入できる保険もありますが、保険料が高くなったり、保障範囲が狭かったりと条件付きの、決してお得とは言えない保険商品しか契約できません。

繰り返しになりますが、医療保険の必要性を理解しているのであれば、早く契約するに越したことはありません。

■参考記事:
生命保険の審査に落ちる人とは|特徴や傾向を分析してみた

4.結論!医療保険は0歳から加入したほうが良い!

まだ医療保険に入っていないご家庭でも、なるべく早めに医療保険に入れるべき理由はご理解いただけたかと思います。

毎月1000円ほどの保険料です。高いランチを一食我慢するだけで、万が一のリスクを防げる備えを手に入れられるとしたら、全然安いと思いませんか?

医療保険や、その他の保険について詳しく保険相談したい方は「保険はどこで相談するのが最も良いのか」をご覧いただくことをオススメします。

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