※事前にお断りしておきますが、この記事は私の個人的な感想であり、特定の企業を批判するものではございません。
特定の方々から見れば、痛烈な内容になるかもしれませんが、本音です。
日本人の6割以上が、保険商品を比較検討せずに契約している!?
私はこの事実を目の当たりにしたとき、愕然としました。
【直近加入契約(民保)の加入時の商品比較経験】
-特に比較はしなかった:66.4%(前回67.7%)
出展:平成24年度 生命保険に関する 全国実態調査(生命保険文化センター調べ)
保険商品は人生の買い物の中でも、上位レベルの高額な商品です。
価格.comのユーザーは日本でもたくさんおり、日本人は無類の比較好きかと思いきや、保険商品に限ってはそうではないみたいです。
なぜ保険商品は比較検討されていないのか。
その理由をシンプルに言ってしまうと、保険商品の購入ルートの大半が保険会社の外交員だからです。
もともと私も某外資系の保険会社に勤めていたし、同僚の友達もいるので、あまり悪くは言いたくないですが、保険会社専属の外交員としか保険の商談をしていない消費者は気を付けたほうがいい思います。
ぶっちゃけ、私は、彼らを信用できません。
その理由を以下に3つ記載します。
1.自社の保険商品しか紹介できない
当たり前の話ですが、彼らが販売できるのは、自社で取り扱っている商品だけです。
よって、たとえ他社の商品のほうが、お客様のために役立つことが明白であっても、自社の商品しか販売できません。
よって、消費者が商品を比較するためには、自発的に他社の外交員か、もしくは他の販売ルートに声をかけなくてはなりません。
2.自社の保険商品のメリットしか言わない
1の内容と被るのですが、彼らは自社の商品しか販売できず、また、営業ノルマも課せられているため、自社の商品のデメリットは口が裂けても言えません。
他社の商品の批判をすることはあっても、自社の保険の批判はできません。
理由は単純です。
売れなくなりますから。
3.担当者がコロコロ変わる
これは実際に私が目にした実態ですが、保険の外交員は、入れ替わりが非常に激しいです。
その原因はシンプルで、ノルマが厳しいからです。
売れる人には天国ですが、売れない人がほとんどです。
また、保険は契約よりも、請求のほうが大事であり、請求漏れを防ぐのが外交員の一番重要な仕事なのですが、担当がコロコロ変わってしまう状態では、一番重要な仕事がおざなりになりがちです。
まとめ
上記の3つの理由から、当サイトでは、特定の保険会社の紹介はしておりません。
あくまでも中立な立場で保険商品を提案してくださる独立系ファイナンシャルプランナー(FP)を紹介していきたいと思っております。
「独立系FPって何?」と思った方は、「保険相談するなら独立系FPしかありえない?!」という記事をご覧ください。