「生命保険には、いつから入るものなのでしょうか?」
私が現役の保険の販売員だった頃、この質問はたくさん受けた記憶があります。
私がカリスマ塾講師なら回答はもちろん「今でしょ!?」でしょうし、悪徳セールスマンも同じく「今しかないですよ!?」と答えていたでしょう。
結論から”正しい”答えを言うと、
・その人に保険(=備え)が必要か?
・その人が必要と思うか?
その2つがYESでなければ、入るべきタイミングではありません。
しかしながら、生命保険は、確かに年齢が若いうちに加入していた方が、有利な側面があります。
今回の記事では、次のポイントについて解説していきます。
・年齢が上がると、本当に保険料が高くなるの?
・年齢が上がると、保険に入りにくくなるの?
・生命保険に加入すべきタイミングとは?
保険選びの参考になれば幸いです。
目次
年齢が上がると、本当に保険料が高くなるの?
結論から言えば、高くなります。
論より証拠なので、実際に見てみましょう。みなさまおなじみの「価格.com」で調べてみた。
条件:25歳・男性/定期保険
条件:30歳・男性/定期保険
条件:35歳・男性/定期保険
条件:40歳・男性/定期保険
結論:高くなる
これはまぎれもない事実です。
今回のテーマからは逸れますが、年齢によって、最安の保険商品が変わるのも興味深いですよね。
年齢が上がると、保険に入りにくくなるの?
人は通常、年齢を増すごとに不健康になっていく傾向にあります。当たり前の話ですが、高齢になればなるほど、生活習慣病やガン等、持病が増えていきますよね。
不健康な人や持病を持つ人は、生命保険の加入時の審査で落ちてしまう可能性があります。
生命保険の加入時には、一部の商品を除き、健康状態の告知が必要となります。場合によっては、健康診断書が必要なこともあります。
ちなみに、契約時にさんざん注意されますが、嘘の告知で審査をクリアして加入した後、嘘をついていた事実がばれると大きなペナルティを課せられます。
以上のことから考えると、年齢が若くて健康なうちに必要な保険に加入しておく方が、審査に落ちる可能性が低いのでよいと言えます。
生命保険に加入すべきタイミングとは?
年齢が若い方が有利なことは分かっていただいたかと思いますが、本当に大事なことは、「生命保険に入る適切なタイミング」を理解することです。
答えから先に言ってしまうと、
・大事な人ができたとき
・大事な人の将来に不安を感じたとき
の2つです。
別の記事「生命保険に入る適切なタイミングとは」では、詳細に記載をしておりますので、ご参考くださいますと幸いです。