ネット通販の生命保険とは?メリットとデメリットを徹底比較

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「保険外交員(販売員)」のいないネット通販に特化した生命保険会社――ライフネット生命保険会社が2006年に創業されてから、早いもので10年以上が経過しました。

ライフネット生命保険会社の登場により、従来の保険業界が激変するかと思いきや、実際のところは驚くほどのインパクトはありませんでした。

ネット生保は、保険外交員がいないため人件費を削減できる分、保険料を安くできるのではないかと期待されておりました。

確かに、安くはなったのでしょう。事実、ライフネット生命で見積もりシミュレーションをしましたが、安いです。

しかし、安いだけが良いことなのか?

私は元保険のプロの立場で、メリットデメリットを今一度考えてみました。

生命保険選びの参考になれば幸いです。

ネット生保のメリットとデメリットとは

まず最初にメリットとデメリットの両方をまとめてみました。

ネット生保のメリットは、大きく分けると次のような点になるでしょう。

・比較的、保険料が安い
・押し売りされることは無い
・シンプルで分かりやすい内容の保険商品が多い

逆にネット生保のデメリットは、次の通りです。

・保険選びはすべて自分で調べなければならない
・契約・請求の手続きもすべて自分で行わなければならない

メリットとデメリットの内容を一言でまとめると、

「ネット生保は安いし内容も分かりやすいけど、何かと手間が多い」

ということです。

ここで、デメリットについて、もっと掘り下げて知ってほしいと思いますので、

・ネット生保で契約する場合の注意点とは
・ネット生保での契約後の注意点とは

の2点を書いていきます。

ネット生保で契約する場合の注意点とは

ネット生保の保険商品の特徴は、とにかく保険商品の内容がシンプルなことです。

これにはとても簡単な理由があり、「内容が難しいと売れにくいから」です。

誰でもそうですが、いくら安いとは言え、よくわからない物を購入するのはためらいますよね。

生命保険はそもそも高額な商品ですし、一般的にも難しいとされているものですから、ネットで購入を決められる人は数が限られています。

しかしながら、自分ですべて調べるのは、それなりに手間だったりします。

文字の多い契約書を読み込んで理解するのが好きな人(説明書を読むのが好きな人等)には、オススメかもしれませんが、なるべく面倒くさいことを避けていきたい人にとってはネット生保での契約はオススメできません。

その理由は、次の章でも説明していきます。

ネット生保での契約後の注意点とは

保険には、「入口よりも出口が大事」という名言があります。

この名言では、加入(入口)することが大事なのではなく、加入していても、請求(出口)をしなければ何も意味がないことを表現しています。

ネット生保では、加入後、万が一何かあった際には、すべて自分で請求の手続きをしなければなりません。

普通の人が、普段から頻繁に請求の手続きをしているわけではないですから、結構手間だったりします(特に病気になってしまったりした場合は、動くのすら苦労するのですから、本当に大変です)。

そんなとき、保険外交員から保険を契約していれば、請求の手続きを手伝ってくれます。

ネット生保には存在しない「サービス」は、こういうところの手間を省いてくれる点です。

なので、契約時の手間もそうですが、契約後の手間もなるべくかけたくない人は、ネット生保は絶対に止めておいた方よいです。

元保険のプロがオススメする相談先とは

ここまで読んで、

「ネット生保をオススメできない人はどうすればいいの?」

と半泣きになっている方がいるかもしれません。

ご安心ください。

とっておきの記事をご用意しておりますので、「保険相談サービスの口コミやランキングは絶対に信じるな!」をご参照ください。ここには真実が書かれています・・・。

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