初めて生命保険を契約する人にとって、
「保険相談をしてから契約するまでには、どれくらいの時間がかかるの?」
という疑問は、ほとんどの人が持つことでしょう。
実際、いくつかの保険相談サービス会社のサイトを調べてみても、QAには必ず掲載されています。
今回の記事では、各保険相談サービス会社(5社)のサイトを比較し、最後にはすべてを平均して、所要時間を割り出したいと思います。
目次
保険マンモス
Q.家計&保険相談時間にかかる時間、回数はどれくらいですか?
A.1回の相談は1時間~1時間半で、平均2~3回程度実施されています。
保険見直し本舗
Q.相談にかかる時間はどれくらいですか?
A.相談時間の平均は1~2時間程度です。
保険のビュッフェ
Q.保険相談の所要時間は、どのくらい?
A.1回当たりの所要時間は、だいたい1時間30分~2時間くらいです。
ほけんの窓口
Q.相談は1回で終わるのですか?
A.平均2~3回で終わりますが(中略)
なお、1回のご相談の平均的なお時間は約2時間です。
保険の時間
Q.相談にかかる時間はどれくらいですか?
A.無料保険相談の1回当たりの所要時間は、だいたい1時間30分~2時間くらいです。
5社の保険相談の時間比較
保険マンモス 【1時間~1時間半】
保険見直し本舗 【1時間~2時間】
保険ビュッフェ 【1時間半~2時間】
ほけんの窓口 【2時間】
保険の時間 【1時間半~2時間】
5社の平均所要時間
保険マンモス 【75分(60分+90分÷2)】
保険見直し本舗 【90分(60分+120分÷2)】
保険ビュッフェ 【105分(90分+120分÷2)】
ほけんの窓口 【120分(120分)】
保険の時間 【105分(90分+120分÷2)】
■計算式:75分+90分+105分+120分+105分÷5社=99分
平均時間
【結論】平均:1時間39分
保険相談の流れとは
保険相談は、2日に分けて、次の流れになることが多いです。
【1日目】
1.挨拶
2.雑談
3.目的の確認
4.ライフプランのヒアリング
4-1.現状の家計の確認
4-2.将来の家計の予想
【2日目】
1.挨拶
2.雑談
3.目的の確認
4.ライフプランの説明
5.家計の過不足の確認
6.生命保険の提案
1.挨拶
まず、お互いに自己紹介をして、緊張をほぐします。
相談者だけでなく、提案者も初対面の相手には緊張してますから、アイスブレイクをすることが多いです。
2.雑談
自己紹介のあとに、軽く雑談をはさんで、
「この人喋りやすいな」
と思ってもらえるように努めます。
3.目的の確認
今回の保険相談の目的(ゴール)を確認します。
目的は、
・過不足の確認
・新規契約
・見直し
の3つに分かれるケースがほとんどです。
4.ライフプランのヒアリング
保険はお金の備えです。
ライフプラン(人生計画)を立てると、どんな備えが不足しているのか、あるいは、どんな備えが多すぎるのかを判断することができます。
つまり、保険が必要かどうかを判定する重要なプロセスです。
4-1.現状の家計の確認
まず、現状の家計の確認をします。
家族構成や職業、収入、資産状況など、家計に関するあらゆる情報をヒアリングしていきます。
4-2.将来の家計の予想
将来的にいくらお金を稼げるのか、お金が出ていくのか。
そのために必要な備えはいくらになるか。
将来のシミュレーションを組み立てていきます。
ここまでのヒアリングをもとにライフプランの作成に入ります。
2日目
1〜3は1日目と同じなので、割愛。担当者によっては3から始まることもあります。
4.ライフプランの説明
1日目のヒアリングをもとに作成したライフプランの説明をします。
現在から将来にかけて算出されたお金の収支をもとに、必要な備えについて、シミュレーションが出ます。
あくまでシミュレーションとはいえ、統計データを元にしているので、精度の高い将来予測がわかります。
5.家計の過不足の確認
特に子どものいる家庭は、子どもが大きくなるにつれて、出ていくお金が増えます。
教育費用や生活費のシミュレーションを見ると、生唾を飲み込んでしまうような緊張感を覚えることもあります。
しかし、事前にシミュレーションしておくことで、どれくらいの備えが必要なのかを頭に入れておくことができます。
そのため、「日々、なるべく無駄遣いをしてはいけない」という覚悟が自然と決まります。
6.生命保険の提案
ライフプランをもとに、「将来貯めなければならない備え」と「収入源を失ったら補填しなければならない備え」の両方がわかります。
「収入源を失ったときに、どのような備えが必要か?」
その観点から、生命保険や収入保障型の保険、医療保険、ガン保険など、必要な生命保険を選んでいきます。
ライフプランという判断基準があるため、第三者が見ても、必要かどうかを理解することができます。
しかしながら、収入のほとんどを備えにつぎ込む訳ではなく、あくまで貯金用の資金と保険用の資金のバランスを取りながら選んでいく必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
参考になりますと幸いです。