学資保険のご相談をいただくタイミングとして多いのは、子供を妊娠した時期がナンバーワンです。
「将来、子供を大学に行かせてあげたい」
「学費が多くかかるのはわかっているから、今のうちに備えておきたい」
「もし自分がいなくなっても、子供に苦労はさせたくない」
私は相談を受けながら、相談者たちの子供への大きな愛情を、いつも感じておりました。
だからこそ、私は偽ることなく、学資保険にまつわるすべての真実をここに書きます。
学資保険とは?
学資保険のメリットを端的に書くと、
①将来、子供の学費として必要となるお金を計画的に積み立てられる
②契約者である親が死亡または高度障害状態になった場合、
保険料の支払いは免除され、満期金(積み立てる予定だったお金)が
手に入る
です。
ちなみに、幼稚園から大学卒業までの間で、いくらお金が必要かご存知でしょうか?
国公立の場合と私立の場合で、大きな差があるのですが、およそ1000万円~2500万円程度と言われております。
また、最もお金が必要になるであろう大学に、入学してから卒業するまでの費用は、いくらか必要になるかご存じでしょうか?
国立(平均)…518万円
私立(文系)…691万円
私立(理系)…813万円国民生活金融公庫「平成25年教育費負担の実態調査」より
さらに親元を離れて一人暮らしをさせたら、仕送りが月10万円としても、4年間で480万円になります。
これらのデータを見ると、次のような不安を持つ方が多いです。
「子供が大学に行きたいと言ったとき、まとまったお金がなかったらどうしよう…」
「子供が小さいときに、親である自分の身に何かあったらどうしよう…」
しかし、そんな不安を解消するための保険商品――それが学資保険ですね。
学資保険のメリットとデメリットは?
デメリットは大きく2つです。
①契約後、満期(契約時に設定した支払期間)を迎える前に
支払いを辞める(解約する)と、支払った総額よりも
少ない金額しか受け取れない可能性が高い
②上記の理由により、満期を迎えるまでは、
大金である積立金を拘束されてしまう
メリットは、デメリットの逆説のようになりますが、
①満期を迎えると、支払総額よりもたくさんの金額を受け取れる
②積立金をむやみに使えないので、計画的に貯蓄できる
という点です。
つまり、
・計画的に貯蓄できない人
にはピッタリの貯蓄方法なのです。
学資保険の他の代案は?
そもそも十分な稼ぎや貯蓄がある人には必要ありません。
また、計画的に貯蓄できる自信のある人も大丈夫でしょう。
そんな人たちは、普通にお金を銀行に預けていればいいと思います。
学資保険はどうやって選べばいいのか?
結論から言うと、人それぞれなので、専門家にアドバイスを仰いだ方がいいです。
できれば悪徳な専門家に当たっても大丈夫なように、2~3人から聞いた方がいいです。
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